キニンヴィー蒸留所
(Kininvie Distillery)
所有:ウィリアム・グラント&サンズ社
1990年創業
産地:スコットランド
スペイサイド(ダフタウン地区)
代表銘柄:
蒸留所の名前の由来:
蒸留所の北にあるKininvie Estateから
グレンフィデック蒸留所とバルヴェニー蒸留所とは隣接している。(所有者も同じウィリアム・グラント&サンズ社)
基本的に(モンキーショルダーやグランツといった)ブレンド用のウイスキーを作っているため「キニンヴィー」としてボトルが出回ることは殆どない。
グレンフィデックとバルヴェニーが自分のところでモルトを作っているのに対しキニンヴィーは製麦業者(モルトスター)から購入している
オフィシャル以外でボトラーズ等がキニンヴィーとしてボトルを出すことはない。
その理由は、キニンヴィーから業者へ原酒を売る際に必ずごく少量のバルヴェニーorグレンフィデックの原酒を混ぜるから。(ティースプーンモルトという)
こうすることで、100%キニンヴィーでない以上シングルモルトウイスキーと呼べなくなり、業者はキニンヴィーと表示できなくなる。(キニンヴィー+バルヴェニーorグレンフィデックはオルドニーと呼ばれる)
参考:
kininvie.com
Whiskipedia
The Whisky Guide(Archive)
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